2013年11月4日月曜日

コーヒーの事②

メニューのトップに置いたコーヒーですが、これに関してもう少し。

コーヒーが好きなのは前の記事にもある通りなんですが、一口にコーヒーと言ってもやはり色々ありまして。
提供する形態としては

◎注文ごとに淹れるコーヒー
◎ある一定量淹れておいて、それを都度温める(冷やす)コーヒー
◎元々液体になっているコーヒー(リキッド)

基本的にはこれじゃないかと。
リキッドのコーヒーはちょっとやり甲斐無いので省くとして(…)、一定量淹れておくのはセルフサービスのお店ではよく見られる事です。
勿論「提供のスピード」という利点があります。アイスコーヒーに於いては「しばらく置く事で味が落ち着く」という理由もあるという事です。
が、ホットであってもアイスであっても単純に淹れたての方が味は美味しいなと感じる(水出しコーヒーはちょっと違いますが…)ので、一杯一杯注文ごとに淹れようと思います。
時間はかかりますが、量的にも質的にも結局ロスは少ないと思います。

淹れる手法としては

◎ドリップ
◎サイフォン
◎フレンチプレス
◎ボイル
◎エスプレッソ
◎コーヒーマシン

かなと。
淹れ方ではドリップを採用します。
「ボイル」が馴染みの無い淹れ方(呼び方)だと思いますが、これは手鍋に水(湯)とコーヒー粉を入れて沸かすというコーヒー飲用の初期から続く方法です。(今でもあるかは分かりませんが)トルココーヒーといわれるものがこの方法です。

この中でドリップという方法が出来上がりが最も人の手に左右されるものだと思います。
手数がかかりますが、それゆえに抽出したコーヒーにも“その手を持つ人”が出るという感じです。

これは単に「人によって味が違う」ということにもなります。

お店でお金を頂いて商品を出す以上、「同じ価値の物」を提供するのが基本だとは思います。が、その価値を判断する味覚には個人差があり、その個人ですらそれを味わう時により違う(起き抜け、空腹、疲労…)というのが実際だと思います。

それならば「その価格に見合った味」であれば、淹れる人の個人差も同じくあって良いのかなと思います。
勿論、その「価格に見合った味」というものが非常に難しくて、ハードルの高い物です。でも、そのハードルを越えた上での個人差は許容できると思います。
というか、その部分が面白いなと。

同じブレンドコーヒーでも性別だったり性格だったり、淹れる人の気分でもわずかではありますが、違いが出てきます。
ので、スタッフにコーヒーを淹れてもらう時にも、あまりガチガチに教えずに基本的な美味しさがありながら、その人の味が出るように伝えられたらと思ってます。

「この人の淹れるコーヒーが好き」という場合は、指名できれば良いかも(笑)とか。


と、ちょっとコーヒーには思い入れもあるので、スタッフの募集の時にはコーヒー好きな人(何でも好きな方が良いですね)が来てくれると嬉しいなぁと先走って考えてます。。



メニューの構成とその表示の仕方、今後を考えて拡張しやすい方式等まだまだこれからです。